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~東大阪発!鋭い人間観察力と抜群のコメディセンスで観客のハートをわしづかみ~

 

今回ご紹介するのは、メンバー全員が東大阪にルーツがあるという男性4人のコメディ劇団「スクエア」です。4人は現在、1022日から始まる舞台稽古の真っ最中。アツくて、まじめで、でもすごく面白くて、とびっきりクールな4人の素顔を見てみたいと、大阪市内某所の稽古場に突撃取材しちゃいました!

 

<「スクエア」の生い立ち>

まず、「スクエア」のメンバーを紹介すると、演出担当の上田一軒さん(38)と脚本担当の森澤匡晴さん(39)、そして北村守さん(37)と山本禎顕さん(34)の4人。東大阪市にある近畿大学の演劇部で同期だった上田さんと森澤さんの2人が、役者を続けたいという思いから、1996年に「スクエア」を立ち上げたのが始まり。その後、北村さんの加入やメンバーの入れ替わりがあり、2009年8月に山本さんが入団して現在の4人になりました。

 

<「スクエア」ってどんな意味?>

辞書で「スクエア」を調べてみると、正方形という意味と杓子定規で融通がきかないという意味と二通りあります。「メンバーが4人だからスクエアですか?」とお尋ねすると、「自分たちには生真面目、もしくは融通がきかないといったところがあるのでその戒めの意味と、楽しい芝居にするために真面目に取り組もうという意味を込めて名づけた」そうです。4人には全くこだわっておらず、たまたま今のメンバーが4人ということのようです。

 

<「スクエア」の芝居のミソ>

「スクエア」のお芝居は、コメディです。緻密な人物描写と笑いを織り交ぜることでリアリティが生まれ、それが観る者を共感させるのです。わたしたちの周りにいそうなごくごく普通の人々の日常を物語として丁寧に表現することで、何でもない日常がコメディになり、愛すべき時間になる。そんな、面白くもあり愛おしくもあるのが、「スクエア」のお芝居なのです。

 

<「スクエア」の活動>

「スクエア」は1996年の旗揚げ以来、毎年2本の公演を行い、今回で27回目です(今年は1本のみ)。公演を行うときは、本番の2ヶ月前から稽古、その2ヶ月前から台本の準備、さらにそのもっと前から作品内容の会議を行うので、ほとんど1年中稽古準備に追われているそうです。そして今回の新作のタイトルは、ずばり「マンガマン」!マンガ家をめざしている主人公と、連載を勧める編集者、マンガに没頭する主人公に嫌気がさしている妻などいろいろな人々とのしがらみの中で、ぶつかり合いながらも理解したり認めたりしながら一つの作品を作り上げていくことの大変さを描いたといいます。

 

<「スクエア」の素顔>

4人の素顔を探るべく、さまざまな角度から質問をぶつけてました!

 

―東大阪で生まれ、東大阪に縁のあるメンバーで構成された「スクエア」。東大阪での思い出の場所は?

上田さん 「近大通りにあった定食屋の“すわん”です。白ご飯が食べ放題でよくお世話になりました」

 

森澤さん「部室があったクラブセンターと自宅との往復だったので、あまり店とか覚えていませんが、安くて量の多い定食屋によう行きました」

 

―公演の題材はどうやって決めているのですか?

森澤さん 「学生時代のアルバイトやその後の社会人経験を通し、こんな変な人たちが社会を支えてるんやと思い、そんな人たちを舞台に上げたいと思いました。その人たちの日常がコメディになると思いました」

 

―東大阪を題材にしたお芝居はないのですか?

上田さん「今のところありません。ですが以前、町工場を経営する夫婦とロボットのコントを作ったことがあり、それを元にした芝居の構想はあります。東大阪市のモノづくりに取り組む人々とか地域性とかを描いたら、人間の憎めない部分が出て面白いと思います」

 

―今後の目標は?

森澤さん 「ずっと演劇を続けていきたいです。そのためには、コツコツ作品を作り続けるしかないと思っています。毎日真面目に一生懸命生きていたら、書きたいものが出てくると思います」

 

上田さん 「気軽に行ける、気取らずに楽しめる、そして観る人が何かを感じてくれるような芝居をしていきたい。自分の思いを表現できる場として、今後もコツコツやっていきたい」

山本さん「スクエアの芝居は旗揚げ当時から知っていますが、中身が大きく外れることはありません。観る人みんなを喜ばせることができるのはすごいなと思っていました。しばらく観てなくても、フラッと来てもらえるような芝居を作っていきたい」

 

北村さん「役者に専念したいです。スクエアでコメディを一から教わりました。本番でお客さんに受けたら、すごく気持ちがいい!内容を深く消化して、お客さんと向き合いたい」

 

<インタビューを終えて>

今年最初で最後の公演を3週間後に控えた稽古中にも関わらず、「スクエア」のみなさんはとても快く取材に応じてくれました。どんな質問にも、できるだけ自分の思いを忠実に表現しようと言葉を選びながら丁寧に答えてくれたことが印象的でした。取材は、とてもリラックスした和やかな雰囲気の中で行われましたが、ひとたび稽古(台本読み)に入ると、稽古場には緊張感が漂い、4人の表情は真剣そのもの。とは言ってもそこはコメディをやるみなさん、素早いセリフの掛け合いが笑いを誘います。

東大阪は、ラグビーやモノづくりが有名ですが、文化の担い手も着実に出てきています。“演劇“というと、何か敷居が高そうに感じる方がおられるかもしれません。しかし「スクエア」のお芝居は、気軽で親しみやすく、お笑いの要素がたっぷり詰まっています。何より彼ら自身がそうありたいと思っているからです。今のメンバーは4人で、全員が東大阪に縁のあるメンバーですが、これからもっとメンバーが増えて大きな劇団になったとしても、東大阪のことは忘れずに活躍してほしいものです。そしていつか、とっておきの東大阪ストーリーを作ってくれることを期待しています。そして、「スクエア」を知っていた人も知らなかった人も、東大阪生まれのこの劇団がもっともっと大きく羽ばたいてくれるように、地元のみなさんでどんどん応援していきましょう!

 

「スクエア」のホームページ

http://square.serio.jp/

27回公演「マンガマン」 20101022日~1024

ABCホール(http://asahi.co.jp/abchall/

東京公演 20101028日~31

@シアターグリーン(http://www.theater-green.com/

<チケット>前売り3,200円、当日3,500円、大学・高校生以下2,200円 チケットぴあ(0570029999、Pコード:405-725)もしくはイープラスhttp://eplus.jp

 

<問い合わせ先> スタッフステーション 0663727300

 

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(2010/10/08)

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17:52

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